API を使えば、時間を大幅に節約できることは周知の事実です。レポート作成から SEO 施策機会の予測まで、多くのマーケティングタスクを自動化するのに役立ちます。
※Ahrefs API はエンタープライズプランのご利用者様のみが利用いただけます。
(Ahrefs API は 2025年から全有料ユーザーがご利用いただけます。詳細はアカウント設定の API 使用量からご確認いただけます。)
レポート機能は、Ahrefs API 最大の使用例です。次のようなニーズをお持ちの場合に最適です:
- エグゼクティブ層向けダッシュボードを構築したい
- 社内レポート用のビジュアルを構築したい
- Tableau、Power BI、Google スプレッドシートなどの、ビジネスインテリジェンスツールを使用して視覚化したい
たとえば、Ahrefs API を使用してブログの参照ドメインデータを取得し、著者ごとに集計します。成長(または減少)を視覚化するための、便利な小さいスパークラインも用意されています(以下スクリーンショットの A 列参照)。

また、参照ドメインデータを GSC(Google Search Console)など他のソースのデータと組み合わせることもできます。

社内でどのようなレポートツールを使用している場合でも、多くの Ahrefs グラフやビジュアルをダッシュボードに直接統合して、Ahrefs の画面で見ているときと同様のレポートを簡単に作成できるようになりました。
以下のスクリーンショットのように、社内ダッシュボードに取り込みたいデータを含むレポートページにある、便利な API ボタンを使用するだけです。※Ahrefs API のドキュメント内に、各レポートの API 解説ページがあります。その中に、API ボタンも含まれています。
特にエンタープライズビジネスにおいて、以下のパフォーマンスをモニタリングするレポートのためにこの使用例を活用することをお勧めします:
- 各事業部門で社内ダッシュボードを作る
- さまざまな製品ラインとサービス別に社内ダッシュボードを作る
- カスタムセグメンテーションでダッシュボードを作る
- 個々のページ著者および寄稿者別のダッシュボードを作る
これは、パフォーマンスが低い、またはリソースが不足している製品やチームを特定するのに最適な方法です。これらのダッシュボードを作っておくことで、迅速に問題を発見し、優先事項を整理できます。
次のようなニーズをお持ちの場合に最適です:
- 大規模な SEO 分析を必要とする
- 企業監査を行いたい
- データ研究を行いたい
- SEO テストを行いたい
- コンテンツインベントリを作りたい
- アウトリーチリストを構築したい
- など
ほとんどの API と同様に、Ahrefs API が最も優れている点は、使用中のほぼすべての外部ツールにデータを取り込めることです。
たとえば、ドメインレーティング(DR)などのメトリクスを複数サイト分まとめて取得し、Google スプレッドシートや BI ツールに直接取り込むことができます。なお、大量のデータ取得には API ユニットを追加購入する必要があります。
Google スプレッドシートの簡単な例を次に示します。

あるいは、キーワードデータを取得して、コンテンツインベントリを充実させたいとしましょう。具体的には、それぞれの URL に最も多くオーガニック検索トラフィックを送っているキーワードは何か、そのキーワードでの順位は何か、推定トラフィック量はどのくらいか、といった情報を Ahrefs API で一括取得できます。
これらは非常に単純な例です。ほぼあらゆる要件に合わせて、Ahrefs のデータを必要なぶんだけ取得できます。サイトエクスプローラー、サイト監査、キーワードエクスプローラー、ランクトラッカーのデータを組み合わせて使用することもできます。
Ahrefs API の真の力は、手動では簡単に拡張できず、自動化すればより効率的に実行できる戦略的なタスクを行いたいときに発揮されます。
こちらの記事でエンタープライズ SEO について詳しく解説しています。ここではより具体的なワークフロー例を見ていきましょう。

リダイレクトするページを見つけるなど、技術的なワークフローを自動化することもできます。大規模な Web サイトでは、これを手動で行うのは大変な作業になる可能性があります。代わりに検討できるシンプルなワークフローは次のようになります。

このような例に興味がある方は、Ahrefs 社のテクニカル SEO の天才、Patrick Stox が作成した、こちらの無料リダイレクトマッチングスクリプトをぜひご覧ください。設定が完了すると、上記のプロセスが自動的に実行されます。
Ahrefs の SEO APIを活用した自動化ワークフローの可能性は実に無限です。Ahrefs の API は次のような目的で使用されています:
- キーワードデータを Ahrefs API で社内システムに取り込み、関連する製品、サービス、コンテンツと紐付ける
- ページのパフォーマンスデータを自動収集してアラートを設定する
- バックリンクの取得・消失を監視して自動アクションをトリガーする
多くの代理店営業チーム、デジタル投資家、B2B ビジネス開発マネージャーは、次のような業務を支援するために Ahrefs の API データを使用しています:
- リードのスコアリングとエンリッチメント(※内部・外部データを組み合わせて管理すること)に活用する。
- 自社のビジネスに適格な見込み客探しに活用する。
- 広告パートナーを探しに活用する。
- 企業のデジタルパフォーマンスを評価するのに活用する。

この例では、これらの見込み客のスコア付けに役立つ、以下の Web サイト指標を Ahrefs API で取得しました:
- ドメインレーティング(DR)は、見込み顧客の会社規模と権威を判断するのに役立ちます。
- オーガニックコストは、 Web サイトの規模と可視性を示す指標です。
- 有料検索コストは、見込み客の投資意欲と予算規模を示します。
ニーズに応じて、これら 3 つの指標だけを使用して、いくつかの異なる方法で見込み客にスコアを付けることができます。
たとえば、パフォーマンスのギャップを埋めるのに役立つサービスを販売している場合は、パフォーマンス不足の指標を優先できます。

あるいは逆に、健全な成長軌道にあるサービスを提供している場合は、すでに優れたパフォーマンスを示している指標を持つ見込み客を優先することもできます。

いずれの場合も、Ahrefs API で利用可能なデータを使用して、評価している見込み客について次のような結論を導き出すことができます:
- Showit は、Ahrefs にとって理想的なパートナーです。成長の余地は大きく、競争力のある価格のマーケティングサービスで大きな恩恵を受けられる可能性があります。
SEO 指標を使用してリードを評価することは、営業チームにとって潜在的な使用例の 1 つですが、次の方法でこれらの指標を使用して、より多くの取引を成立させることもできます:
- データに基づくケーススタディ(事例)の作成に活用する
- カスタマイズされたセールスデッキにデータを入力する
- 顧客ポートフォリオ全体のパフォーマンスを共有する

ですが、Ahrefs API を使用すれば、より多くの指標を集約し、より多くのプロジェクトを追跡できるため、見込み顧客にリアルタイムの結果を表示できます。
見込み顧客に対して、次のようなことを伝えたい(そして証明したい)と思ったことはありませんか?
- 「弊社はクライアントに、6 か月で 10,000 キーワードの順位上昇を達成しました。」
- 「弊社のクライアントは平均して、オーガニックトラフィックが前年比 30%増加しています。」
Ahrefs API を使えば、こうした実績をデータで裏付けるレポートを自動作成し、見込み客に対してより説得力のある提案ができます。これがビジネスを他社と差別化させ、目立たせるのに役立ちます。
世界の EC サイト市場は2024 年に 6.3 兆ドルに達すると予測されており、オンラインで購入する人がかつてないほど増えているため、投資家がリアルタイムでアクセスできるデジタルパフォーマンスデータが不可欠です。
ベンチャーキャピタリスト、ヘッジファンドマネージャー、またはプライベートエクイティ投資家の場合は、Ahrefs API を代替データソースとして使用して、次のようなことができます:
- 業界全体の市場動向を把握したい。
- 投資先企業のデジタルパフォーマンスを継続的にモニタリングしたい。
- 投資判断に役立つデータが欲しい。
たとえば、以下の動画で Ahrefs 社所属の Sam 氏は、検索エンジンで最もよく表示される Web サイトが、S&P 500、Nasdaq 100、不動産、金、債券、ビットコインなど、世界で最も人気のある資産に対するカスタム株式ポートフォリオとして、どのように機能するかを調べています。
経験豊富な投資家にとって、Ahrefs API で利用できるデータの力は、投資判断をネクストレベルへ引き上げるのに役立ちます。Ahrefs ダッシュボードのグラフをツールに直接統合したり(便利な API ボタンをご利用ください)、Web サイトのトラフィックデータを他のデータ セットと自由に組み合わせたりできます。

業界によっては、Web サイトの訪問が必ずしも購入や企業評価につながるわけではないため、株価に関しては問題にならない場合があります。しかし、他の業界では、これが取引の障害となる可能性があります。
同じ業界にいる複数の企業が同様に可視性の低下を経験している場合、これは知っておくべき広範な市場動向を示している可能性があります。複数の Web サイトでのトラフィック損失は、業界全体の収益損失を示す場合もよくあります。※たとえばペットフード業界で、どの企業もオーガニック検索トラフィックが低下していた場合、特定企業の SEO 的な問題ではなく、ペットフードそのものへの需要低下を示している可能性があります。

このようなパターンは、特定の企業だけでなく、市場全体に影響を及ぼす大きな問題を示している可能性があります。
Ahrefs API で利用可能なデータは、あらゆる業種における広範な市場動向や検索行動の変化をリアルタイムで監視するのに役立ちます。
自社の Web サイトのパフォーマンスデータを取得することは難しくありません。しかし、競合他社についてはどうでしょうか?
Ahrefs 社のツールを使用すると、SEO 競合分析において競合他社のデータを同程度のもの同士で比較することができます。特に、Ahrefs API は次のような作業を自動化するのに役立ちます:
- 競合他社のスコアカードを作成する。
- 競合他社に追いつくために必要なリソースを見積る。
- 競合他社の動きを監視する。
- 過去のデータからインサイトを収集する。
- 未開拓の機会を特定する。
以下はすぐに使える無料テンプレートのいくつかの例です:
これらを使用するには、まずコピーを作り、Ahrefs API キーを追加する必要があります。一般的なスコアカードを使用している場合は、日付を選択する必要があります(このスコアカードが機能するには、月の最初の日付である必要があります)。次に、ドメインと競合他社を追加してください。

競合他社とのギャップ分析レポートを大規模に実行している場合は、API を使用して競合他社の被リンク分析を自動化し、上位の競合他社とのコンテンツギャップを埋めることも効果的です。
予測を立てることは、エンタープライズ SEO の中核をなすものです。これにより、経営陣はプロジェクトに優先順位をつけ、リソースを最適に配分できます。
- 将来のオーガニック検索トラフィックを予測する
- 将来のオーガニック検索トラフィックの価値を予測する
- 将来の競合他社オーガニック検索トラフィックを予測する
- 将来の競合他社オーガニック検索トラフィック価値を予測する
- ページ単位でのトラフィックを予測する
- コアアップデート中にパフォーマンスを予測する
- など
SEO 予測に関するあらゆる事柄について Patrick 氏が詳しく書いた記事を読み、これらの無料テンプレートを今日のビジネスでどのように活用するかのアイデアやヒントをさらにご覧ください。
本格的なビッグデータ分析から代理店向け営業ツールまで、Ahrefs API の活用事例は多岐にわたります。SEO 自動化、バックリンク分析、SEO 競合分析、SEO 予測など、あらゆる用途で Ahrefs API が貴社のビジネスを強力に支援します。エンタープライズ チームによるデモをお気軽にご予約いただき、Ahrefs API が貴社のビジネスにどのようなメリットをもたらすかをご確認ください。
著者プロフィール

Despina Gavoyannis
ブランドの成長に 8 年以上の経験を持つシニア SEO コンサルタントです。彼女は根っからの楽観主義者で、時間をかけて人生の希望の光を毎日楽しんでいます。
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